SDGs(持続可能な開発目標)とは 国連が定めた開発目標
2001年に策定されたMDGs(ミレニアム開発目標)の後継として、2015年の国連サミットで決められた2016年から2030年までの国際目標です。
○「極度の貧困解消」+「持続可能な世界」の実現
○先進国、途上国などすべての国による達成 を目指しています
「17の目標」
貧困を撲滅し、持続可能な世界を実現するために、SDGsには以下のような17の目標が定められています。
更にそれぞれの目標に、より具体的な「169のターゲット」があります。
2000年に採択されたMDGsは、極度の貧困や飢餓の解消等、2015年までに達成すべき8の目標が掲げられていました。この目標は先進国が途上国の問題に対して支援するものでした。
しかしこれらの目標は一定の成果を達成できたものの、教育や母子保健は依然として課題が多く、達成に遅れが出ました。
更に、グローバル化が進展する中、国内格差や持続可能な開発の必要性が特に環境分野で主張され、2015年以降の新たな開発課題として注目されるようになりました。
そのためこのような流れを受けて、2015年にMDGsが終了するのに伴い、新たな目標としてSDGsが定められることとなりました。